Frontier Natural Products, オーガニック 厳選全粒スターアニス、 16 oz (453 g)

¥2,270.80≈

購入
  • トウシキミ(学名 Illicium Verum)
  • USDA(米国農務省)認定オーガニック
  • コーシャ食品
  • QAI(国際品質保証)認定オーガニック
  • 独特の星型が特徴の香辛料スターアニスは、肉料理や煮込み料理はもちろん、マルドワインやサイダーなどの温かい飲み物やリキュールにも、甘草に似た刺激的な風味と香りを添えます。

    スターアニスは、五香粉やガラムマサラといった混合香辛料に欠かせない素材でもあり、ポプリに加えても楽しめます。

    スターアニスは、常緑樹トウシキミ特有の果実です。モクレンの仲間であるトウシキミは、白っぽく香り高い幹がおよそ8メートルに達します。スターアニスは、トウシキミの木から採取され、乾燥された未熟果です。実は、ホールのほか、香り高い赤茶色の粉末状でもお求めいただけます。この香辛料は、八角、八角茴香、大茴香、またはチャイニーズ・スターアニスとも呼ばれています。

    八角の名の通り、大半のスターアニスには8つの角すなわち心皮がついています(ただし、中には5〜12の角があるものも)。小さなカプセル状の心皮の中には、それぞれ茶色い種が一つ入っています。なお、ジャパニーズ・スターアニスと呼ばれ、日本に自生するシキミ (学名 Illicium anisatum) はトウシキミとは異なる植物です。シキミは有毒で、主としてお香に用いられます。

    スターアニスはシキミ酸の供給源で、インフルエンザ治療薬タミフル製造に使用されます。また、スターアニスとアニスに共通する甘草に似た特有の香りの素アネトールも含まれています。アニシードより少々刺激が強いこの特徴的な香辛料は、中国料理やベトナム料理によく使われます。
    スターアニスは、3千年以上昔から香辛料や医薬品として利用されてきました。その属名は、実の甘い香りを連想させる「魅惑」を意味するラテン語のilliciumに由来すると考えられています。イギリスの探検家トーマス・カヴェンディッシュが、1578年にフィリピンからスターアニスをヨーロッパに持ち帰りました。

    ご使用の目安

    スターアニスの香りは甘草に似てクセがあり、アニシードより刺激が強いものの、類似するものです。その風味はアニスに似ていますが、わずかにクセと苦味が強いものです。スターアニスは中国料理で特に人気が高い香辛料ですが、ベトナム南部、インドネシア、インド、マレーシア料理などにもに幅広く使われています。ベトナムではスープ麺に、タイではアイスティーの香り付けに用いられます。またインドでは、カレーパウダーやガラムマサラといった混合香辛料の重要な材料で、中国では、五香粉、出汁、煮込み料理など、牛肉や鶏肉のほか、前菜の煮卵などに欠かせないスパイスです。中国では、口臭予防としてスターアニスを丸ごと噛んでいる人を見かけることも珍しくありません。スターアニスは、アニゼットやペルノーといったリキュールの風味付けにも使われます。

    スターアニスを肉料理(特に豚、鴨、鶏)、スープ、ブイヨンに加えたり、果物やコンポートなどの香り付けにぜひお試しください。スターアニスをその他のホールスパイスと共に、温かいマルドワインやサイダーに入れてもお楽しみいただけます。